「脳トレ」の効果
私は、認知症についてとても興味があるのでネットなどで参考になる記事があるとPocketなどに保存している。保存しただけで満足して、なかなか読み返さないという悪い癖がある。
今日、なんとなくPocketを見ていたら、去年の記事で
【「脳トレ」は認知症の発症を遅らせられるか?】というタイトルの記事があるのを発見した。
去年の7月30日のYahoo!ニュース
内容としては、「脳トレ」で48%認知症の発症を遅らせることが出来るというもので、それを研究した博士たちの意見が書いてありました。
研究者によって開発されたスピードトレーニングの「ダブル・ディシジョン」が、ポジット社のオンライン認知訓練サービス「BrainHQ」の一部として提供されたと言うことも書かれていました。私は3月に初めて「ブレインHQ」のことを知ったつもりでいましたが、去年のうちにこんな記事が出てたのですね。そうしたら、もっと早くからトレーニングが出来ていたかもしれない!!
その記事のリンクを貼っておきたかったのですが、記事自体が削除されていたので一部を抜粋して掲載します。
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- 7月 30, 2016
ある特定のタイプの頭の体操が、認知症の発症を遅らせることに初めて成功するかもしれない。
コンピューターを使う脳トレーニングで視覚情報の処理をより迅速に行わせる「スピードトレーニング」による効果が、一般によく知られた他の2つの脳トレ法(記憶力の訓練と、論理的思考の訓練)による効果よりはるかに高かった。
ACTIVE研究の一環として発表された先行研究では、試した3種類の脳トレがすべて、認知機能および(食事を作るなどの)日常生活能力の改善につながることが示されていた。
中でもスピードトレーニングは、その他の脳トレ法を上回る効果を示した。例えば自らの過失による車の衝突事故の発生を減らす、健康状態の悪化を防ぐという点で効果が大きかった。スピードトレーニングは、うつの症状を予防する効果を示した唯一の介入法でもあったという。
認知症発症リスクが48%低下
スピードトレーニング群の被験者は、1日1時間のトレーニングを5週間にわたって10回(合計10時間)受けた。一部の被験者は1年後と3年後に追加の強化訓練を受けた。その結果、合計10時間のトレーニングを受けただけの被験者が10年後に認知症を発症するリスクは、平均で33%低下した。これに対し、追加訓練も受けた他の被験者のリスクは48%低下した。
このデータはまだ査読を受けていないし、医学誌にも発表されていないため(去年の時点で)、暫定的なものだとしつつも出来るだけ早く結果を公開したいといっているそうです。それは、これが人々の役に立つものだからなのかなと私は考えました。
また、脳トレゲームが、人々が認知症につながる何らかの脳の変化に直面した際に回復する力をつける助けになり得るとフロリダ大学臨床・健康心理学部の代表を務めるグレン・スミス氏が語っているそうです。
最近、高齢者による車の事故や認認介護の痛ましい事件も毎日のように報道されています。自分がその主役にならないように、今日も頑張って「ブレインHQ」をやっています。
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