「認知症を学ぼう」の講座に行ってきました
今日は、朝から雨降りでどんよりした空模様でした。
なんと、庭に巨大カエルがいました。
座っている体長が10㎝はあろうかという大物です。
昔、この辺は田んぼだったそうなので、その名残のカエルがいるのでしょうか(笑)
ここでは、この巨大カエルをはじめ、サル、ヘビ、たぬきなど
いろんな動物を見ましたよ。
いったい、どんな田舎かよって感じですよね。
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そして、そんなお天気の中「認知症を学ぼう」の講座を受けに行ってきました。
場所は、うちの近くの公民館。
定員25人のところ参加者はだいたい20名くらいだったでしょうか。
参加者は女性ばかりで、高齢の女性のお友達同士、母娘らしき方たち、
そして、うちの主人は黒一点、男は一人でした。
楽しく学ぼう認知症予防!
1.認知症を知ろう
2.認知症を予防しよう
(これらの内容を説明していただいてから休憩をはさんでコグニサイズの実践になりました)
3.コグニサイズの体験
以上を1時間30分でやってきました。
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ここから内容を詳しく書きます。
1.認知症を知ろう
~認知症とはどんな病気?~
いろいろな原因で脳の細胞が死んだり故障することで
生活に支障が出てくる脳の病気
これが6か月以上継続している状態です。
▶認知症の初期症状
〇同じことを何回も話したり、尋ねたりする
〇出来事の前後関係が分からなくなった
〇服装などの身の回りのことに無頓着になった
〇水道栓やドアを閉め忘れたり、後片付けがきちんと出来なくなった
〇薬を管理して内服することが出来なくなった
〇以前はテキパキ出来た家事や作業に手間取るようになった
〇計画を立てられなくなった
〇複雑な会話を理解できなくなった
〇意欲がなくなり興味が薄れ趣味活動などをやめてしまった
〇前より怒りっぽくなったり、疑い深くなった
★★本人は、何か忘れていることを察し自分はおかしいのではと不安になる★★
▶認知症と普通の物忘れの違い
普通の物忘れは、何かしたことは覚えている(朝食は食べたけど何を食べたか忘れる)
認知症の物忘れは、何かしたこと自体を忘れる(朝食を食べたこと自体忘れる)
▶認知症を引き起こす代表的な病気
◇アルツハイマー認知症
・海馬を中心にβアミロイドというたんぱく質のゴミなどが神経細胞内に溜まり神経細胞ネットワークが壊れて発症します。
・記憶障害・見識障害、不安、うつ、妄想(作話)などがあらわれます。
・最近のことを忘れる。ゆっくりと進行する。
◇レビー小体型認知症
・神経細胞に特殊なたんぱく質がたまることが原因の認知症です。
・パーキンソン症状や幻視が起こり症状の変動が大きいという特徴があります。
・人物や動物、昆虫など詳細な幻覚や幻聴を見る
・歩行が小刻みになり、転倒しやすくなる
◇前頭側頭型認知症
・抑制が利かなくなり万引きや信号無視など社会ルールに違反したりする。
・同じパターンの行動を繰り返す
・比較的、若年性認知症が多い
◇脳血管性認知症
・脳梗塞や脳出血などにより神経細胞に酸素や栄養が行かなることで神経のネットワークが壊れて発症する認知症です。
・脳血管障害が起こるたびに、段階的に進行する
・記憶障害は重いが人格や判断力は保たれることが多い
・意欲が低下したり複雑な作業が出来なくなります。
▶認知症になるとどんな症状が出るの?
◇中核症状(治りにくい)
脳の細胞が壊れることで起こる症状を中核症状という。
・記憶障害・・・・覚えられない。ついさっきのことを忘れる。
・見当識障害・・・日時・時間・場所・人などが分からなくなる。
・理解・判断力の障害・・・難しい話が分からなくなる。考えるスピードが遅くなる。
・実行機能障害・・計画を立てて段取りが出来なくなる。
・その他・・・・・その場の状況が読めなくなったりする。
◇BPSD(行動・心理症状)周辺症状(治る可能性がある)
本人の性格、環境、周囲の人との人間関係などの要因が絡み合い、精神症状や日常生活における行動上の問題などをBPSD(行動・心理症状)という。
・不安、焦燥感、うつ状態、睡眠障害、興奮、依存、妄想(もの盗られ妄想)
・徘徊、暴力・暴言、抵抗、活動量の低下、不潔行為
・入浴、更衣、排泄、食事などの基本的な生活にも援助が必要になってくる。
※介護者にとっては中核症状よりBPSDの方が対応が難しい
2.認知症を予防しよう
ちょっと、疲れちゃいました。
これについては、また明日!
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